■弥生遺跡考■2021/04/18
■弥生遺跡考■2021/04/18
【柏崎遺跡で考えた遊牧民の痕跡】
今回は妄想全開!!!
末盧国の都に比定されている中に柏崎遺跡があり、スキタイ風銅剣「触角式有柄銅剣」が出土しています。
そこでスキタイについて少し調べてみました。
スキタイとは紀元前9世紀から紀元後12世紀までの活動の記録が見えるイラン系遊牧騎馬民族および遊牧国家。
その中で私が注目したのがインド・スキタイ王国。
サカ王国とも呼ばれ、紀元前1世紀の西北インドに興ったスキタイ系のサカ人による諸王朝。その諸王国内に北クシャトラパ(マトゥラー地方)国が存在します。マトゥラーは、ニューデリーの南南東約140Kmに位置し、ガンダーラとほぼ同時期に仏像が初めて造られた所で有名。作風はガンダーラと全く異なり純インド様式でグプタ期に至るまでインド美術を主導した。
仏教が日本に伝来したのは6世紀頃ですが、
「マトゥラー」の「サカ人」はそれ以前に日本へ渡来していたのではないか。
そして末廬(マツラ)国が後に佐賀(サガ)県になったのは偶然なのか。
他に共通点はないか探してみました。
日本伝統の烏帽子(えぼし)は、
中国唐代(7世紀)の烏沙(うしゃ)帽が由来とされていますが、
サカ人のキュルバシアという帽子にも似ています。