■奴国考■2021/07/01
■奴国考■2021/07/01
【奴国で考えた言葉の意味-その2-】
前回に続き、奴国についての考察。
魏志倭人伝に「奴国」の記述が2か所あります。
邪馬台国への行程の途中に北部九州に存在するらしい「奴国」と、
邪馬台国連合と思われる周辺国の1つである「奴国」です。
邪馬台国=北部九州説では同じクニとして見ている方が多いです。
では、2つの「奴国」が別のクニだとしたらどうでしょう。
私は邪馬台国=四国阿波説を推していまして
阿波南部にもう1つの「奴国」が存在したと想定しています。
第13代成務天皇紀に阿波南部「長(ナガ)国」の国造が任命されます。
前回考察した「奴河(ナガ)」が基だと思われます。
そして国と川の名前を区別するため「那賀川」に改名。
つまり各文字の本来の意味は
「ナ+カ+カワ」=「川+川+川」