2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
■奴国考■2021/06/27 【奴国で考えた言葉の意味-その1-】 中国史書に最初に登場する日本の国は「漢委奴国王」の金印で有名な「奴国」です。当然「奴」という漢字は当時の中国使者が日本国内で耳にした「日本の音」に似た「中国の音」の文字をあてたものです。…
■御領古墳群考■2021/06/19 【御領古墳群で考えた誰が眠っているのか】 広島県福山市で近年爆発的に発見されている御領古墳群があります。 その中でも異色な奈良原古墳群について考えてみました。 堂砂子と張田という地名が気になっています。もしかして「砂…
■日本書紀考■2021/06/16 【日本書紀で考えた防疫の歴史】 6世紀半ばの第30代敏達天皇紀に天然痘が流行したような記述が日本書紀にあります。 仏教の普及を認めた時期と重なったため、日本古来の神をないがしろにした神罰という見方もあったそうです。通説で…
■古事記考■2021/06/11 【古事記で考えた誓約で得たもの失ったもの】 古事記に「誓約」という場面がある。独自解釈してみます。 イザナギより末子相続で大王に任命されたスサノオだったがクニの政事を疎かにしたため高天原より追放される。男であるアマテラス…
■宗像大社考■2021/06/02 【アマテラス由縁の宗像三女神と空海創建の鎮国寺】 弘法大師(空海)は遣唐使として船に乗ったのですが暴風雨に遭う。海の守護神宗像大神や諸仏菩薩にお祈りしたところ、不動明王が現れ嵐が収まり無事唐に着いた。 空海は日本に帰国後…