ぱたもんのブログ

妄想的歴史考察の備忘録(休止中)

■沖ノ島考■2021/10/24

■沖ノ島考■2021/10/24 【沖ノ島で考えた連絡手段】 福岡県宗像市沖の「沖ノ島」では複数の「銅鏡」が発見されています。祭祀として用いられたとされていますが疑問に思っています。もっと実用的な使い方があったのではないか。 宗像と対馬島のちょうど中間地…

■行基図考■2021/09/01

■行基図考■2021/09/01 【行基図で考えた古事記国生み神話】 行基図(ぎょうきず)とは、古式の日本地図。奈良時代の僧侶「行基」が各地を巡りながら作ったとする説が有力。江戸時代初期まで、この行基図が正式な日本地図として扱われていた。 最古の「行基図」…

■蹴鞠文化考■2021/08/21

■蹴鞠文化考■2021/08/21 【蹴鞠文化で考えた日本サッカーの未来】 オリンピック関連ということで日本古来のスポーツについて調べてみました。伝統的な日本の競技といえば相撲、柔道、剣道、空手ですが今回は「蹴鞠(けまり)」。 蹴鞠は中国より日本へ渡来した…

■海の道むなかた館考■2021/08/17

■海の道むなかた館考■2021/08/17 動画を聴きながら資料を見て学ぶ講座 【令和3年度 海の道むなかた館 西谷正館長講座 第1回:帯方郡】動画https://www.youtube.com/watch?v=GxVy28hIj6M講座資料(動画内説明のページ数と異なる箇所有)https://munahaku.jp/wp-…

■神社供物考■2021/08/16

■神社供物考■2021/08/16 【神社供物で考えたヤマト王権設立の因子】 神社の供物を見ていて気になったので調べてみました。 神様への供物のことを「神饌(しんせん)」といい、海、川、山、野でとれる季節の旬のものをお供えします。地域や時代によって違いはあ…

■古事記考■2021/08/08

■古事記考■2021/08/08 【古事記で考えた九州肥国の悲劇】 令制国(りょうせいこく)とは、日本の律令制に基づいて設置された日本の地方行政区分である。飛鳥時代から明治期初期まで、日本の地理的区分の基本単位だった。明治期に廃藩置県され現在の都道府県に…

■江戸時代考■2021/08/02

■江戸時代考■2021/08/02 【江戸時代で考えた象や黒人が闊歩する祭】 今回もNKさん動画で採り上げられていた画像について考察してみました。 絵を見て思ったのは「通信使」。江戸時代は鎖国中ですが朝鮮と琉球は正式な国交のある「通信国」として交流していま…

■江戸時代考■2021/07/25

■江戸時代考■2021/07/25 【江戸時代で考えた巨大な大名屋敷は存在したのか】 今回もNKさん動画で採り上げられていた画像について考察してみました。 江戸大名屋敷 この絵も写真を基にしたのであれば、設置した写真機の位置は道路より上、つまり向かいの2軒の…

■瓜生島伝説考■2021/07/19

■瓜生島伝説考■2021/07/19 【瓜生島伝説で考えた別府湾地震の被災規模】 「豊陽古事談」より「瓜生島図」 九州大分の別府湾にかつて一夜にして沈んだ「瓜生島」の伝説がある。 「瓜生島とじぞうさま」というタイトルで某アニメ日本昔話が放送された。島の蛭…

■江戸時代考■2021/07/12

■江戸時代考■2021/07/12 【江戸時代で考えた外国人から見た不思議な日本】 前々回の記事、幕末日本図絵の動画元NKさんからまたまた面白い画像を紹介されていたので考察してみます。 ピカールの絵 この絵は『全世界の人々の宗教儀式および慣習』(1729年刊)の…

■古事記考■2021/07/10

■古事記考■2021/07/10 【古事記で考えた日ユ同祖論】 スサノオの高天原での扱いや数々の奇行に違和感を抱いていました。もしかしてアマテラスとスサノオは兄弟では無いのではないかと思い、日ユ同祖論をベースに妄想してみました。 古代イスラエルとインドは…

■幕末日本図絵考■2021/07/04

■幕末日本図絵考■2021/07/04 【幕末日本図絵で考えた巨大寺院の謎】 スイスの政治家エメ・アンベールは幕末の1863年に「特使及び全権公使」として来日し、翌1864年に徳川幕府と日瑞修好通商条約を調印。約10ヶ月間の滞日の間に、写真、書籍、浮世絵など多く…

■奴国考■2021/07/01

■奴国考■2021/07/01 【奴国で考えた言葉の意味-その2-】 前回に続き、奴国についての考察。 魏志倭人伝に「奴国」の記述が2か所あります。邪馬台国への行程の途中に北部九州に存在するらしい「奴国」と、邪馬台国連合と思われる周辺国の1つである「奴国」で…

■奴国考■2021/06/27

■奴国考■2021/06/27 【奴国で考えた言葉の意味-その1-】 中国史書に最初に登場する日本の国は「漢委奴国王」の金印で有名な「奴国」です。当然「奴」という漢字は当時の中国使者が日本国内で耳にした「日本の音」に似た「中国の音」の文字をあてたものです。…

■御領古墳群考■2021/06/19

■御領古墳群考■2021/06/19 【御領古墳群で考えた誰が眠っているのか】 広島県福山市で近年爆発的に発見されている御領古墳群があります。 その中でも異色な奈良原古墳群について考えてみました。 堂砂子と張田という地名が気になっています。もしかして「砂…

■日本書紀考■2021/06/16

■日本書紀考■2021/06/16 【日本書紀で考えた防疫の歴史】 6世紀半ばの第30代敏達天皇紀に天然痘が流行したような記述が日本書紀にあります。 仏教の普及を認めた時期と重なったため、日本古来の神をないがしろにした神罰という見方もあったそうです。通説で…

■古事記考■2021/06/11

■古事記考■2021/06/11 【古事記で考えた誓約で得たもの失ったもの】 古事記に「誓約」という場面がある。独自解釈してみます。 イザナギより末子相続で大王に任命されたスサノオだったがクニの政事を疎かにしたため高天原より追放される。男であるアマテラス…

■宗像大社考■2021/06/02

■宗像大社考■2021/06/02 【アマテラス由縁の宗像三女神と空海創建の鎮国寺】 弘法大師(空海)は遣唐使として船に乗ったのですが暴風雨に遭う。海の守護神宗像大神や諸仏菩薩にお祈りしたところ、不動明王が現れ嵐が収まり無事唐に着いた。 空海は日本に帰国後…

■魏志倭人伝考■2021/05/15

■魏志倭人伝考■2021/05/15 【魏志倭人伝で考えた邪馬台国の場所特定方法】 漢委奴国王印は、大切な公文書を封印するために使われていたようです。 当時紙は普及しておらず竹簡や木簡を紐でつなぎ合わせた簾状の物に文字を書き巻物にしていた。文字は漆や炭を…

■海の道むなかた館考■2021/05/13

■海の道むなかた館考■2021/05/13 動画を聴きながら資料を見て学ぶ講座 【令和2年度 海の道むなかた館 西谷正館長講座 第6回/東夷伝(6)韓① 馬韓】動画https://www.youtube.com/watch?v=aMdYvs3bwfc講座資料https://munahaku.jp/wp-content/themes/munahak…

■海の道むなかた館考■2021/05/12

■海の道むなかた館考■2021/05/12 動画を聴きながら資料を見て学ぶ講座 【令和2年度 海の道むなかた館 西谷正館長講座 第1回/東夷伝(1)挹婁】動画https://www.youtube.com/watch?v=CmcQwoQe2uc講座資料https://munahaku.jp/wp-content/themes/munahaku/pa…

■柏原市立歴史資料館考■2021/05/08

■柏原市立歴史資料館考■2021/05/08 動画を聴きながら資料を見て学ぶ講座 【新・大阪学事始「巨大古墳の謎」その1「巨大古墳の世紀」レジメ付き】動画https://www.youtube.com/watch?v=IDsHqXc2irI講座資料http://kansai.main.jp/swfu/d/20190905kodaishi1.p…

■古事記考■2021/05/06

■古事記考■2021/05/06 【古事記で考えた黄泉の国での防疫方法】 醜くなったイザナミと黄泉の国から逃げだしたイザナギの話が、現在伝染病から逃げ回る人々に重なって見えるのは私だけでしょうか。挨拶は握手やハグではなくお辞儀。うがいや手洗いが禊。日本…

■海の道むなかた館考■2021/05/03

■海の道むなかた館考■2021/05/03 動画を聴きながら資料を見て学ぶ講座 【令和元年度 海の道むなかた館 西谷正館長講座 特別講座/北朝鮮の遺跡を訪ねて-2019】動画https://www.youtube.com/watch?v=AwnQXqCmO_k講座資料https://munahaku.jp/wp-content/them…

■海の道むなかた館考■2021/05/02

■海の道むなかた館考■2021/05/02 動画を聴きながら資料を見て学ぶ講座 【令和元年度 海の道むなかた館 西谷正館長講座 第5回/ふくおか学入門-海人族と奴国王・金印の謎-】動画https://www.youtube.com/watch?v=4P7l_v3i4So講座資料https://munahaku.jp/wp…

■海の道むなかた館考■2021/05/01

■海の道むなかた館考■2021/05/01 動画を聴きながら資料を見て学ぶ講座 【令和元年度 海の道むなかた館 西谷正館長講座 第1回/弥生時代がさかのぼる-ハイテク年代測定の波紋-】動画https://www.youtube.com/watch?v=tB_bruI-DQI講座資料https://munahaku.j…

■古事記考■2021/04/24

■古事記考■2021/04/24 【古事記以外の古書で考えた新潟県佐渡島の根拠】 私は以前から古事記国生みに記載された佐度島は「韓国の巨済島」であると比定している。 では新潟沖の島はいつから佐渡島と呼ばれるようになったのだろう。古事記からだけでは立証でき…

■海の道むなかた館考■2021/04/22

■海の道むなかた館考■2021/04/22 動画を聴きながら資料を見て学ぶ講座 【平成30年度 海の道むなかた館 西谷正館長講座 第11回:泰山における封禅(ほうぜん)】動画https://www.youtube.com/watch?v=9fEznsht9zQ講座資料https://munahaku.jp/wp-content/them…

■海の道むなかた館考■2021/04/21

■海の道むなかた館考■2021/04/21 動画を聴きながら資料を見て学ぶ講座 【平成30年度 海の道むなかた館 西谷正館長講座 第6回:筑紫君磐井(いわい)の乱の背景】動画https://www.youtube.com/watch?v=cVlRKj7Gu8M講座資料https://munahaku.jp/wp-content/the…

■海の道むなかた館考■2021/04/20

■海の道むなかた館考■2021/04/20 動画を聴きながら資料を見て学ぶ講座 【平成30年度 海の道むなかた館 西谷正館長講座 第1回:首長墓の出現と王墓の形成過程】動画https://www.youtube.com/watch?v=EA-qCj7GzoI講座資料https://munahaku.jp/wp-content/theme…