ぱたもんのブログ

妄想的歴史考察の備忘録(休止中)

■魏志倭人伝考■2021/03/28

魏志倭人伝考■2021/03/28

魏志倭人伝で考えた鏡に映った狗奴国】

筑紫島(九州)内には主要な国が4つ存在した。
古事記の国生みで書かれている筑紫国、豊国、肥国、熊襲国である。
後に土蜘蛛と呼ばれるような従わない小さな豪族も存在していたであろうが
倭国に対抗できる大きな国は他に存在していなかった。

では狗奴国とはどんな国なのでしょうか?
既に存在している国ならそのままの名前で呼ばれるはず。
新しく出来た国だとしたらどうでしょう。しかも倭国に敵対できるほどの大国です。
私の推理では、肥国と熊襲国の一部の連合国家ではないかと考えています。後世でも九州中南部の反乱は多発しています。また筑紫国内に燻っていた奴国に対する反乱分子も狗奴国に同調したのではないかと思います。

次に国名について考察します。
狗奴国王は自ら名乗ったのでしょうか?私は否定します。
倭国側もしくは魏の使者が勝手にそう呼び始めたのだと思います。
現代中国でも「狗」は犬の習性を品格のない行為に例えて人を侮蔑する際によく使われます。
つまり奴国に敵対する国という意味ではないかと考えます。

狗奴国の官は狗古智卑狗で「狗」が2文字も使われているところから見ても
よほど敵として憎むべき対象だったのではないかと思わせます。
当時の九州でも優良な水田地帯だった菊池平野を統括する「キクチヒコ」。

最後に狗奴国王の卑弥弓呼についてですが、卑弥呼に弓引く者とも思いましたが
素直に「ヒミクコ」と発音し意味は、肥国の正式な弓得意の国王。

 

 

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